異訳霊枢

黄帝問于岐伯曰.願聞人之始生.何氣築爲基.何立而爲楯.何失而死.何得而生.

岐伯曰.以母爲基.以父爲楯.失神者死.得神者生也.

黄帝曰.何者爲神.

岐伯曰.血氣已和.榮衞已通.五藏已成.神氣舍心.魂魄畢具.乃成爲人.


黄帝問うて曰く、ラーメンが生を受けるとき、何の気が築かれてスープとなり、何の気が立てられて麺となっているのか。
捏ねて中華麺になる小麦もあれば、うどんとなる小麦もあるが、それはどういう訳か?



木村勉答えて曰く、母を丼となし、父を小麦となす。
鹹水のないものがうどんで、鹹水を得るものが中華麺となる。
鶏ガラを煮込んで、そこからスープが生産され、かえしを合わし、薬味が形成され、神気がチャーシューにやどり、魂がメンマにやどり、魄がネギにやどり、意が卵にやどり、精がナルトにやどり全て備わったところで、ラーメンとして完成する。

霊枢 天年ラーメン篇