黒いアルコール綿花

そういう縁だったのか、計画性の無さなのか、
この5年で引っ越しを自宅3回院1回の合計4回行っています。


一応全て吉方位に移動しているのですが、どれほど効果があるのかは分かりません。
ただ技術も突出していない&経営さっぱりの私が院をやっていけているので効果はあるのではないかと



最近の吉方位移動の効果だと、昨年1年を通して新患が0という結構アレな状況でしたが
昨年末、引っ越し+吉方位への旅行を行ったところ、
今年は新患が14人もあり、ありがたいことにこれ以上対応できないので、現在吉方位にも凶方位にも動かず部屋でただジッと体育座りをするしかありません。

f:id:nadama:20190920221057j:plain



なので引っ越し、旅行良いですよ!と言っても、
吉方位だから、なんなら絶対良くなるからと言われても、『引っ越し』というのはなかなかハードルが高いと思います。


私もそこまで九星気学イカれている訳ではないので、吉方位に絶対移動しなきゃ!とも思っていませんが、
昔、九星気学に従って生きてきた方にお会いしたことがあります。




病院勤務をしていた頃、首が痛くて鍼灸に回ってきた患者さんでした。
浅黒く背の低いお婆さんで、白の多いごま塩の長髪を後ろで括って…今考えると仙人か神様だったかも…
どんな会話の流れからだったかは思い出せませんが、
九星気学をやっていて、吉方位へ引っ越しを続けていると教わりました。
 

お婆さんが言うには、
・まずメインの家があり、そこから月盤に従った吉方位に行って寝泊まりする
・普段の生活はメインの家で行ってOK
・土用の間は休み
という多分特殊ルール?で、これに従うと殆ど自分の家で寝ないことになってしまうので、そんなことできるか!?と疑いましたが
背中をアルコール綿花で擦ると、毎回真っ黒になっていたので、その綿花の説得力に信じざるを得ませんでした。


曰わく、家庭の事情でお婆さん1人で孫2人を育てなくてはいけなかったが、九星気学のお陰で乗り切ることができたそうです。



九星気学をなんとなくは知っていたので話を合わせることができた事から、
私のことを気に入ってくださり吉方位を記したメモをいただきました。



治療期間としては3ヵ月もなかったかと思いますが、その後も待合で見かけると世間話を交わしていたのですが、
しばらく見ないなぁと思っているとナースから痴呆症になられたと教わりました。


あの時メモに従って吉方位で寝泊まりしていたら、今頃どうなって、背中はどれほど黒くなっているかなぁと思い出す秋の夜です。

五黄の寅

こんにちは、民の皆様。
王の資質を持つものです。

お察し通り、朕は昭和61年、五黄土星の寅年の生まれなり。


解説

五黄の寅というものがありまして、丙午[ひのえうま]みたいな我が強い人が生まれやすい九星気学と干支の組み合わせがある、という言い伝えがあるんでございます。

詳しくはググるなりwikiるなりしていただくといいんですが、

今回は鍼灸師として、五黄の寅というものが五行から考えるとおかしいのではないか?
という話です。


本題


そもそも五行というものに馴染みがないと、さっぱりかと思いますが、
五行思想というのがありまして(万物は木、火、土、金、水の五元素から成るってやつです。ジャンプとかで見たことあるでしょ?)

その中で土は中央であり、帝王とされています。
(詳しく知りたい場合はググって下さい)



そして五黄土星。(九星気学をググ(ry)

五で黄で土星です。
f:id:nadama:20190914211505j:plain
私お手製の五行色体表をご覧いただきたいのですが、「五」も「黄」も「土」に分類されます。

つまり五黄土星は言い換えると、
土土土星みたいな前前前世みたいな帝王×帝王×帝王みたいな、王of王of王みたいな状態なんです。

なので九星気学の通りでいくと9年に1度は王の世代が生まれてくるんですね。


そして寅。
ご存知十二支ですが、十二支も五行に分類されます。
万物は五行に分類されるので当然されます。

この寅が五行でいうと木なんです。


なので五黄の寅は五行で考えると土+木の組合わせになります。


これが私としては承伏しかねる所でございまして、

丙午は五行で考えると火+火の組合わせなんです。
火が重なって陽が強すぎる為、本来陰である女性も気が強く夫を早死にさせてしまう(迷信です)
これは迷信だとしても五行としては筋が通ってる。

それが五黄の寅の場合、土+木なので合わさってもそこまで強くはならないと思うんですよ。

あと寅だから強いみたいなこと書いてあったりしますけど、そもそも動物は後付け説があるし、とにかく納得がいかない訳ですよ。



f:id:nadama:20190920220420j:plain


そもそも寅って何で十二支を決めるレースの時、猫に声掛けてやらなかったんでしょうね?
ネズミが悪いみたいになってますけど、寅なんて猫の親分みたいなもんなんだから、前日LINEとかで
寅「明日、ワシ手抜かんけど頑張ろな!」って送ってあげたら猫も「明日なんか!」ってなるじゃないですか?
結果として猫外されちゃいましたけど、
「猫あかんかったんか、でもワシもネコ科や!一緒に十二支やろか!?」ってなるでしょ?
普段偉そうにしてるくせに、そういうとこで薄さでちゃうよ?いやまじで?



閉話休題


五黄の寅は五行では土+木で相克関係になるので、
それならば土+土にしたら最強の帝王が生まれるのではないか?という提案です。

十二支の中で土に分類されるのは丑、辰、未、戌なんですが…
もうこれ一択でしょう。

辰!龍!竜!
五黄の辰!

黄龍(エンペラードラゴン)
AT3000
DF2800

はいこれ!かっこいい!!!!

もしくは土竜!!
かわいい!!!!!!!


丑?未?偶蹄類はちょっと…ねえ…
そして戌?五黄のイヌ?
偉い奴の命令を善悪の判断もせずに実行するタイプ!敵キャラで一番ダサい

そもそも戌ってなんで十二支レースの時、戌って種族まとめて参加してるんです?
1匹じゃないでしょ?ゴールデンレトリバーとかプードルとかチワワとか土佐犬とかマスティフとか絶対数の力でごり押しでしょ?
そうやって徒党を組むのもいいですが、個々の意見を押しつぶしてたら組織としてはいずれ崩れてしまうんですよ!
ねえ?そうでしょ!?


結語

まぁそれでも、東洋思想信者としては五黄の寅であることは少し自慢なんです。

時々患者さんから「先生干支は?」と聞かれ
「寅年です、五黄の寅なんです。」と答えると、
そういうの好きな患者さんは「こいつ…王の資質が…」みたいな反応くれるんですが、
ほとんどが「え?(キモっ)」っていう感じに日々ラポールを失っています。

天赦日

鍼灸院の島田と申します。

私、特定の信仰などはありませんが、
東洋医学というか東洋思想を人生の最優先にして生きております。


ところで、天赦日という何かを始めるのに最良とされる日がありまして、
それが正に今日なんですが、詳細はググるなりwiki見るなりして下さい。


前述の通り東洋思想に操られながら生活していますので、
鍼灸院の開業も天赦日に
結婚も天赦日に
大きな買い物も天赦日に
宝くじも天赦日に
新しいパンツをおろすのも天赦日にと

大事なことは天赦日にしなければならないと完全に縛られております。


例え全てのパンツに穴が空いたとしても、天赦日がくるまでは穴の空いたパンツを履き続ける。
こぼれようがブラブラしようが履き続ける。
それくらいの覚悟を持っております。


転じて、天赦日とあれば何かしなくてはならないのではないかと追い立てられるように今日2019年9月8日を迎えました。

しかも2019年9月8日は

天赦日
一粒萬倍日
大安
が重なるこれ以上あるか!?というくらい最&高の吉日になります。


今日始めずに!?いつ始めるのか?
      (いま)
いつやるの?天赦日でしょ!?


という大切な大切な日に、まさか何も始めることがないので、ブログを始めるに至りました。

しかして今日は
不成就日でもあるという、何翻乗せんねん!てくらい重なった日なので

天赦日+一粒萬倍日+大安
vs
不成就日+(怠惰)

このどちらが強いのかという、未だはっきりと答えの出ていない問題を、
今日始めたブログを続けることができるか否かで調べていきたいと思います。


不成就日側に怠惰という最強の助っ人がいるのが大きな不安ではありますが、
東洋思想の歴史に一つの結論を出す大いな実験として頑張りたいと思います。