大日如来の拝観方法
先週の日曜に私の友人であり、ツアーコンサルタントの佐々木くんの案内で京都に行ってきました。
三十三間堂と東寺を参拝しましたが、東寺の立体曼荼羅がとてもよかったです。
特にセンターの大日如来がありがたくてありがたくて言葉も出ないありがたみでした。
正面に立ってオーソドックスに大日如来を拝観するのも素晴らしく良いのですが、より感動的に拝観する方法を発見したのでシェアさせていただきたいと思います。
もしよろしければ東寺のホームページで立体曼荼羅配置図を確認して読んでいただけると幸いです。
まずは大日如来をスルーして阿弥陀如来の正面に立ち、ありがたみを感じてください。
まず阿弥陀如来だけでも解脱しかけますが、気をしっかり持って俗世間に縛られてください。
その際、自分の右斜め前に柱があるんですが、その柱の延長線上に大日如来を入れて、上手に見えないポジションを探します。
大日如来は想像の10倍大きいですが、光背まで全て入るようなスイートスポットを探してください。
うまくいったら改めて阿弥陀如来を感じます。
阿弥陀如来の良さに昇天ギリギリのところで、ゆっくりと視線を右に向けていきます…
そうすることで徐々に光輪があらわれ…
そのまま畏る畏る覗いていくと…
嘘だろ!?ってくらいの大きさの大日如来が現れます。
この方法の凄いところは、何回やっても何回やっても大日如来が想像より大きくなってるんです!
コツは大日如来の存在を一度自分の中から消して、目の前に阿弥陀如来が居ながらも、仏様なんて本当はいないんじゃないかな…人生は辛いことばかりだ…
という気持になることです。
そうすることで、光輪が見え始めると「え…もしかして…」と言うドキドキ感、
大日如来が見えた瞬間は「おわした…」と膝から崩れ落ちます。
そして「常に私を照らしてくれる!圧倒的慈悲!」と気づき、笑いと涙が出てきます。
東寺の1300年の歴史の中でも革命的な発見ではないかと自負しております!
是非お試しください。